[シドニー編]
学生ビザ(専門学校、サブクラス572)で2007-2008年にシドニーに滞在し少し働きました。
かなり薄くなりかけな当時の記憶を残しておきます。この仕事の得方も日本人としては珍しい方かもしれません。
(※オーストラリアの学生ビザは制限付きで就労可能ですが申請して追加費用(当時AUS$50ほど)を払い許可を得なければいけません。年々ルールが変わるので興味のある方は各自確認してください。働く際Australian Business Numberというのも申請して得ました。)
[就職活動していた時の状況]
日本で4年弱の経験、2Dジェネラリスト、Motion Graphic DesignerかCompositorポジションで求職
[結果]計4ヶ月程ですがフリーランスでお仕事を貰ったのでちょっぴり成功です。
[応募方法]ネット応募。学校の先生に仕事探してるんですと言って
教えてもらったDLFというサイトのメーリングリストに求人情報が沢山あった
http://www.dlf.org.au/
[面接を受けた会社(受けた順)]
某社(名前が全く思い出せません・・)
マルチメディア系(CDROM用映像など)で、話の内容を聞いていると自分の目指している分野と大分離れていたので辞退させてもらった 初めての面接で超緊張してダーリングハーバー(写真)に座って独り言のように面接イメトレしてたのははっきり覚えてる・・
Spinifex Interactive
応募したら○○日までに連絡すると返事があったものの普通に返事がこなかったのでうざくならない程度に気をつけつつこちらから何度か問い合わせて面接にこぎつけた。
何ができるか色々説明し、在宅の仕事をもらった。商品のプロモーションDVD映像だった。After Effects使用。まだ面接になれてなくてファーストネームで面接相手を呼んでいいのかも戸惑っていた記憶が・・・。
Klinik Design(もうこの名前で会社存在していないみたいです)
同じ様に○○日までに連絡するといわれ連絡がなかった(・・・)のでこちらから電話で問い合わせた。「来月からあるかも」という返事で電話を切って1時間後位に電話があり「来週から来れる?」といわれ面接に。人手がすぐ要る!という雰囲気だったのでリールを見せて出来る事を説明したら「じゃあお願い」という感じでお仕事をもらった。こちらは一軒家を改装したオフィス勤務。TV用のモーショングラフィック作成、コンポジット。3ヶ月程しか居なかったがCreative Directorに画作りのアプローチに関してかなりインスピレーションを受けた。その彼が「オーストラリアに居続けたいならビザサポート検討できるかもよ?」という事を言ってくれたのでそれを目指して会社と色々交渉したが小さい会社という事、基本フリーランスしか雇わないということもあり結局ビザサポートまではいかなかった。
雑感
活動時期の時点でVFXコンポジットの経験が殆ど無かったので実写合成専門の仕事は得られませんでしたが、むしろ経験があったモーショングラフィックの仕事は得られました。
オンラインリール、CV、ポートフォリオなどはバッチリ準備していたのですが今振り返ると日本で基礎の実務経験があったというだけでよく紹介も無しに会社側は雇ってくれたなぁという感謝の思いです。これはイギリスに比べコネ社会ではないこともあると思いますが、加えて想像ですが私が仕事を得たポジションの人手がそんなにシドニーに無かったんだと思います。(=競争率が低い)Klinik Designでの勤務初日は海外のオフィスで仕事だ!と感無量になったのを覚えています・・。You could~~~という言い回しなど仕事英語もほんの少し覚えました。他にも2社程応募した会社から電話でコンタクトがありましたがその時日中は学業があったので実現しませんでした。Klinik Designは夏休み中にタイミング良くオファーを貰えました。(公立専門学校だったので夏休みが長い+卒業後のビザ猶予期間を足してフルで働ける期間が3か月以上あった)
なんだかちょっぴり経験、程度で帰国となったのですが海外生活、英語でのコミュニケーション含めかなり色々な経験を得ました。自分で不動産探して部屋借りて電気ネット契約解約やら色々したのが一番色々格闘した思い出がw その経験がその後ポリゴン・ピクチュアズで外国人と働くときかなり生かされました。
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