大分前に書いた記事でNukeのfilter type concatenationの実験をしましたが、すごい詳しい記事がNukepediaに投稿されてたので紹介。英文ですが説明画像と最後のまとめ表みるだけでも参考になります。
http://www.nukepedia.com/written-tutorials/concatenation-of-transforms-in-nuke/
concatenationとは?
何度もこの言葉使ってますがここで使われているのは「連続したものをひとまとめにして計算する」という意味です。
例えば、1番目のノードで画をxに0.5pixel移動 、2番目のノードで画を更にx 0.5pixel移動させたとき、
[concatenation無効の場合]
1番目のノードで画をxに0.5pixel→半pixel移動なのでアンチ処理→2番目のノードで画を更にx 0.5pixel移動→半pixel移動なのでアンチ処理=クオリティ下がる
[concatenation有効の場合]
1番目のノードで画をxに0.5pixel移動 、2番目のノードで画を更にx 0.5pixelってことは、結局xに1pixel移動だね。で一気に1pixel移動=クオリティ下がらない
リンクをはった記事ではTransformメニューにあるノードに対して、3種類にカテゴライズされてます。
・上流、下流共にconcatenation適用されるもの
・上流までconcatenation適用されるもの
・上流、下流共にconcatenation適用されないもの
Motion blurオプションもonにしたノードの下流にoffにしたノードを足した時点でconcatenationが切れます。
ScanlineRenderとconcatenation適用される2Dノードの間でもconcatenationは適用されます。
意識しないでノードを繋げないとクオリティを落としてしまうので注意が必要です。超極端な例だと画像の右側ように・・・。画像の左側だとTransformノードのfilter typeは全無視されてScanlineRenderのfilter typeが適用されます。
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