*半分私の好みの話なので「これが絶対スタンダード!」ではありません。
Nuke独特のShuffleノード、ShuffleCopyノード。
Nukeに慣れてない人は、最初「何だコレ?」となる率がバツグンですね。パズルゲームのようなプロパティウィンドウ。
この二つのうち、私、ShuffleCopyノードが好きじゃありません。というか嫌いです。というのも、ノードをダブルクリックしないと中で何をやってるか分からないからです。Shuffleノードもその点は同じなのですが、ShuffleCopyノードはInputが2つあるから余計ややこしい。
「Node Graphを見ただけで、なんとなく何をやってるか分かる」のが理想的なスクリプトです。
実作業ではスクリプトが巨大になる事も珍しくないですし、スタッフ間でスクリプトの引き継ぎが頻発します。そんなとき、ぱっと見わかりやすいスクリプトかそうでないスクリプトかが作業効率に影響し、結局プロジェクト全体の作業時間に影響します。
たとえばこれ。ShuffleCopyノードが何してるかこれ見ただけでは全くわかりません。
ノードダブルクリックすると、こんな感じ。わかりました。でも、ダブルクリックするまでわかりません。せっかちな私は「ダブルクリックの時間を返して~!」となります。
では、どのようにするのが理想か。
上の例のような場合であれば、Copyノードで事がすみますし、自動的にノードにcopyしたチャンネルが表示されます。これだと「ノードダブルクリック→プロパティウィンドウで何やってるか確認」という作業が要りません。
一応画像を。プロパティウィンドウはこうなってます。
ShuffleCopyノードが間違いでは全然ありませんが、この例の場合は、私は確実にCopyノードを使います。The FoundryからでないTutorialや教本でShuffleCopyノードをむしろ沢山使っているのをたまに見るのですが、私の考えでは理想的ではありません。私がShuffleCopyノードを使うのは「これじゃないとやりたい事ができないとき」「これを使う方がむしろ簡単な時」です。適材適所でわかりやすく組んでいきましょう。
一方、Shuffleノードはよく使います。この画像の様にCopyや他のノードを使う方がむしろややこしい(手を動かす時間がかかる)場合が多いので。
No comments:
Post a Comment