本レビュー
Color And Light: James Gurney
Amazon.ukで安かった(11.5ポンド)ので買い物のついでに衝動買いしてしまいました。
日本語版もあります。
ペインター向けの本ですが、コンポジターという仕事上画を見る目を養いたいので購入。
実際の絵画を例に挙げながら、空、反射、水、緑、ライティングの種類、影の種類・・・など理論の説明とともに解説される構成となっています。
途中にはcolor wheel、gamut、人間が光、色を捉える仕組みなどテクニカル寄りの項目もあり。絵具の使い方のページは、個人的に関連が無いのでちょっと飛ばして読みました。
画作りとはアーティスティックなことですが、このようなテクニカルな知識があり、それを意識しながら作っていったり観察したり実験したり誰かの作品を研究すると必ず上達していくと思います。
個人的に興味深かったのは、月夜が青く見えるのは人間の目のしくみのせいで、月夜自体は青くないという事。知らなかったです・・・。
memo:
rake: (光が)降り注ぐ
Contre-Jour:backlight
inverse square law: 逆2乗の法則(光の減衰)
set in stone: 不変の
local colour: 物体そのものが持っている色
ghastly: 不快な青ざめた
infrared light赤外線
Purkinje Shift=Retina(yellowに敏感で色の認識)とRod(green-blueに敏感で暗さの認識)2つのsensitivityが一定の暗さの環境でshiftする=赤いバラは暗い所で黒っぽく見える
No comments:
Post a Comment