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Sunday, September 11, 2016

[海外就職]昇進・昇給のタイミング

海外で働いていると昇進や昇給のタイミングはどうなっているのか実際体験するまでわかりませんでしたが、実際自分や周りの人を見てこんな傾向だな、というのが見えてきたのでカナダ・イギリスのVFX業界においてどんな感じか紹介します。


昇進
アーティスト職(モデラー、FXTD、コンポジター、など)の場合、ジュニア・ミドル・シニア・リード・スーパーバイザー・・とランクがあります。(採用の際特にどのランクか会社側から言われない場合もありますが、会社の方では給与査定に関わるため評価上ランク付けされているはずです)そのランクの中で2-3年以上実績を残して本人が「上のランクに上がりたい!」と自ら申し出るか、会社側から「そろそろシニアになっても良いね」などと面談で言われればその旨を改めて契約書によって交わして昇進確定です。「じゃあ、来週からシニアね!」と会社に言われて特に何も待遇面で変わらないということは少なくとも大会社では無いはずです。昇進すると自動的に給料も上がる場合が多いので必然的に契約書を交わす必要が発生します

私の場合、ロンドンで本格的にコンポジターのキャリアを始め、初めはミドルでした。その後MPCのモントリオール在籍中、10か月くらいがっつり映画ショットをやらせてもらってそろそろいいですかと自分からお願いしミドルからシニアに昇格させてもらいました。(余談ですが、MPCモントリオールは地域柄、ベテランの割合が必要数に対して不足がちなのでとても昇進しやすいです)

昇給
これは、日本でも同じと思いますが絶好の昇給タイミングは会社を移る時です。特に、会社側があなたのポジションの人材を本当に欲しがっている場合はこちらから給与交渉がしやすく、給与アップにつながりやすいでしょう。あとは、上に書いた通り昇進のタイミング。そして、1つの会社にずっといる場合は1年ごとに給与査定で昇給する場合があります。この場合も給与額に変更が起こるためその旨契約書を交わします。あまりにも誰も昇給しないと、この業界は特に人材が会社外に流れていきやすいので会社側もバランスを取るのが難しいですね。

給与が下がる?!1
会社によりますが、VFX業界では残業代が出るカナダでもリードポジション以上になると残業代が出ない場合があります。(管理職寄りになるため)ので、残業する時間によっては1時間当たりの給与がシニアよりリードの方が少ないというケースも出てしまいます。結果年間の給与合計もリードがシニアより低くなる場合も。しかしリードになる人はやりがいや更に上へのステップを見据えている人が多いのでそれは承知の上でこのポジションになっていると思います。

給与が下がる?!2
近年はイギリスの会社がカナダに支社を作るパターンが多いです。イギリス→カナダに移動する場合、イギリスポンドでもらっていた給与をカナダドル換算でもらえることはほぼ無く、通貨換算では大分目減りするでしょう。(現在のレート換算でイギリスで年間50,000ポンド貰っている人がカナダで86,500カナダドルの基本給は貰えなく、もっと低くなります。カナダで残業代は出ますが。)アメリカからカナダの会社に働きに行く人も結構いるので同じことが言えます。(USDの方がCADより強い)
カナダで暫く生活する予定なら普段の生活には問題無いと思いますが、イギリス(アメリカ)に生活の拠点を置きつつカナダに短期で働きに行く場合は思ったほど貯金はできないでしょう。そういうパターンに当てはまる人でそれでも行く人は、給与よりも「経験」に価値を見出して行っている人が多いと思います。

自らお願いする
昇進も昇給も自分がもっと上に行きたいと思っているなら自分からマネージャーに話を切り出したり交渉するのが、特に自己主張の文化、海外では大事です。私も昇進のお願いを自分からしなかったら実際起こったとしてももっと後になったでしょう・・・。もちろん会社側に考慮してもらえるよう普段からの実績を積み上げるのが大事です。


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