CG study (After Effects, Nuke, Maya...), English study and more.
Back to my website
---http://www.shizukafolio.com

Monday, June 24, 2013

[海外就職]VFX/CG会社就職活動:ロンドン編

[ロンドン編]

ワーキングホリデービザで2012年4月に渡英して就職活動し、私はかなり縁とタイミングに恵まれ結果は成功です。その前にほんの少しシドニーで経験があったものの同じ海外でもロンドンで就職活動をする厳しさをかなり身を以て感じましたし未だに難しいと思っています。不安にさせたいつもりではなく日本人でロンドンの現地で就職活動しまくった私はかなりレアなので経験を紹介したいと思います。

[就職活動していた時の状況]
Nukeコンポジターとして映画をやっているVFX会社が第一志望(ポジションは経験的にミドル)
しかしCG会社、モーショングラフィック系会社もコンポジター/モーショングラフィックアーティストとして応募

[結果]
フリーランスNukeコンポジターとしてTV/映画/CMの仕事を得た(そして現在に至る)

[応募方法]
求人サイトをチェックしてとにかくオンライン応募。知人にあの会社募集しているよ、など教えてもらい可能なら直接リクルーターの連絡先を教えてもらい、コンタクト。CVやbreakdown、オンラインリールを送った

[面接を受けた会社(受けた順)]

Prime Focus
知人の紹介。当時募集していなかったが紹介ということもあり話だけでも、ということで軽く話をさせてもらった。オファーには至らず。大分後にまた応募しているよ、と教えてもらったので応募したらスキルがマッチしないとの返事。

The Mill

知人の紹介。TVシリーズの人手が足りないという事で面接に行った。何ができるか、今迄の経験など説明。結果プロジェクト契約でオファーを貰いその後CM、映画仕事の契約をもらった。最初の契約は一週間でその後少しずつ延長された。憧れのMillで舞い上がる筈の状況だったけど「駄目だ」と思われたら一週間で即契約終了する(海外ならあり得る)という思いがあったので全然舞い上がってなかった・・・

MPC
知人の紹介。面接を受けた時点でThe Millでの経験が10ケ月程だった(ロンドンでの実務経験がある)のが印象が良かったよう。面接でリール持ってる?と聞かれたのでNexus7でリールを見せながらプレゼンした。知人の方にはかなり推薦してもらった。最初の契約は3週間、その後プラス3週間、その後長めに契約してもらった。(いまここ!)

Framestore
唯一紹介無しで面接まで行った。かなりテクニカルな質問が多かった。向こうから何時何時までに連絡する、と言われたが連絡は無く(海外でありがちパターン)、何度かこちらから問い合わせた所会社のプロジェクト状況が変わり今求めているニーズに合わない旨の返事があった。

[働きはじめの雰囲気]
初めて働く会社ではシンプルなタスクを与えられ様子を見て徐々に何度の高いタスクを与えられるパターンが多い。大手映画会社は独自のワークフローが多いのでトレーニング期間がある。CM、TV、特にCMは開始即日から即戦力を求められる。

[新人へのチャンス]
即戦力が求められがちなのでポジションの競争率が激しいところで新人がいきなりアーティスト職を得るのは比較的難しい。専門学校で先生に認められる、Runner(アーティスト、仕事環境の身の回りのお世話、オフィスの雑務)というポジションで会社に勤め半年〜一年後にジュニアアーティストになっている人が結構居る。

[就職活動している人の出身]
イギリス他ヨーロッパ諸国が殆ど。EU圏出身者は就労ビザが要らない。かなり景気の悪いヨーロッパの国もあるので職を求めてロンドンに集まってくる。北米、アジアはマイノリティ。(アジアはインド人は比較的居るが、中国、韓国、日本等は相対的にかなり少ない)

雑感:
応募は考えられるロンドン全ての会社にして、リール更新する度同じ会社に数度応募することもありましたが、結果紹介以外の方法では成功しませんでした。(紹介して貰った人には感謝しきれません!!)
これは私のスキルの問題もありますし、映画の経験があまり無いのに映画会社に応募していたのも中々難しかった原因です。
しかし就職活動していて確信したのはリクルーターにはある程度選考基準があるということです。

オファーを得やすいのは
・過去その会社で働いた事のある人
・過去働いた事のある人または現在働いている人の紹介
・経歴に有名なプロジェクト、会社がある人
+スキルと就業可能時期が合う人。
(北米はわかりませんがロンドンはオファーが突然やってくる話をちらほら聞きます)

です。もちろん私が良く聞いた傾向として、という話で、全てに対しては当てはまりません。しかしロンドンの大手会社でシニアで経験があっても別の会社にコンタクトしたら全く反応が無かった(メール読まれていない可能性もあり)、という話を聞いたので紹介がかなり大事なのは事実で、これは日本でも他国でも当てはまることです。
コネがあるかどうかが大事なんて・・となるかもしれませんが、出来ない人を紹介したい人なんていないので、結局スキルも重要です。

あと、ロンドンで見る限り、アーティストの働き方が二極化されていて、同じ会社で1年以上単位で長く居る人、数週間〜数ヶ月単位のプロジェクト契約で会社を行き来する人に別れます。どちらも一長一短です。短期契約で色々な会社を行き来するのは沢山の経験と出会いというメリットがありますが来月仕事があるかわからない、というような状況でずっといるのはかなりストレスとなります。良い人材でも会社が忙しくなければオファーは貰えません。

4 comments:

  1. こんにちは。いつも楽しく拝見させてもらっています。

    質問があるのですが、イギリスの大手ポスプロのサラリーはどのくらいでしょうか? 日給だと200-300くらいで、年収だと40k-60kくらいでしょうか?

    よろしくお願いします。

    ReplyDelete
    Replies
    1. こんにちは、読んでいただきありがとうございます。会社や職種や能力によってピンキリで私も全て把握していないので残念ながらこの場でこれ位ですとは言えません。

      Delete
  2. かなり面白い経験だね、シェアーしてくれてありがとう!

    ReplyDelete
    Replies
    1. じょなじょな?こちらこそ読んでくれてありがとう!

      Delete