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Monday, August 18, 2014

[CG]本レビュー:Digital Lighting and Rendering (3rd Edition)( [digital] ライティング & レンダリング 第3版)

本レビュー:Digital Lighting and Rendering (3rd Edition)( [digital] ライティング &レンダリング 第3版)



昔、日本版同本第一版を読んで良書だったので3rd Editionを英語版Kindleで購入しました。今回は自分の中で曖昧な部分をもう少し掘り下げる事、新しく加筆されたものがどんな内容か知りたかったのが目的で全体をじっくりとは読まなかったのですが、部分部分読むだけでも大変価値ある一冊でした。
この本は特にソフトに特化した内容ではなくライティング &レンダリングに通じる基礎知識と応用編、さらに近年のトレンド(シーンリニアワークフロー、物理ベースのライティングなど)に触れられています。

特に私が個人的にしっかり復習したくて読んだのは9章 "Shaders and Rendering Algorithms"です。コンポジターとしてNukeによるシーンリニアコンポジットが標準になった環境で、レンダリングされたパスを分解して変更、再構築などをNuke上でする機会が多くなりました。そんな環境で、3Dのレンダリング構造とそれらがいかに現実世界を模倣しているかということをもっと理解する必要があると感じたからです。

あと、第一版はもう手元に持っていないのでこういう内容があったかどうか記憶が曖昧なのですがこの3rd Editionで面白いと思ったのは最後Appendix "Getting a Job in 3D Graphics(クリエイティブ業界で働く)"です。3rd Editionが発行されたのは2013年、皆さんご存知のようにハリウッドVFX業界が大量レイオフ、オフィスの国移動、などあまり良くないニュースと共に大きくかわってきています。その状況にもこのAppendixでは触れられ、「会社が新しい人を雇うのはかなり最後のオプションで出来るだけ社内昇格させたり以前雇ったフリーランサーを雇う」など書かれていて、うんうんと頷くところが多々ありました。その上で自分で出来る事としてコネクションを大事にしたり自分のアーティスティック&テクニカルスキルを磨き続ける事の大切さを伝えています。

初心者には一部専門的すぎる部分が、上級者には一部基礎すぎる内容がまざった本ですがどんな実務経験レベルの人でもずっと持ち続けて時々振り返って参考になる本だとおもいます。

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