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CG study (After Effects, Nuke, Maya...), English study and more.

Friday, November 13, 2015

[海外就職]10週間の契約の為に戻ってきたロンドンで計2年

下のような経緯を経てこの11月でロンドン生活が合計2年になり、海外生活はイギリスが一番長くなりました。

2012年4月~2013年11月 Tier 5 (YMS)ビザで渡英、就活→就労(The Mill, MPC Advertising)
2013年12月~2015年5月 カナダ、モントリオールで就労 (MPC Film)
2015年5月~ Tier 5(Creative & Sports)ビザでモントリオールから直接渡英、就労(Double Negative)

今年5月までモントリオールに居た時の目標は映画仕事の経験を積んでいつかDouble Negativeロンドンで働く事だったので、念願かないました!が最初提示されたオファーは6週間という超超超超超短いものでした。夢の会社とはいえカナダからイギリスに引っ越すにはあまりにも短いので交渉して10週間に延ばしてしてもらいましたがしかしそれでも短い。でもそれまで半年就活した経験上映画のコンポジターは中々長期契約を最初から貰えにくい傾向を実感したのもあって契約しました。こんな短期で海外引っ越すなんてあり得ない、と言う人も居ますが私にはむしろこのリスクを取らないとチャンスはあり得ない、という感じです。このご時世会社は余分な期間人材をキープする余裕は無いのでこういう傾向にあるのも仕方ない状況です。特にコンポジターはプロジェクト開始時は超ヒマ、締め切り前に死ぬ程忙しくなるというパターンが多いので。
とにかく、電話面接をした当日すぐオファーをもらい、約1ヶ月後開始の為カナダで働きながらのイギリス就労ビザ手続き、カナダ出国手続きなどバタバタでした。

結局契約延ばし、延ばししてもらい今もDouble Negativeに在籍していますが、次の契約終了日の後も延長される保証はありません。でも、今は出来るだけこの時を有意義に過ごして楽しめればいいかなという気持ちでいます。どんなに才能がある人でも会社に仕事が無ければ契約終了するパターンを見てきたので自分の出来る範囲でがんばりますっ。

他の会社でももちろんでしたがDouble Negativeに来て更に色々勉強になってます。今迄働いてきた中で多分一番大きい会社なので大きい会社ならではの事もチラチラ感じます。大きい会社だからこそ超才能ある人率も高く、もうなんだこの頭いい人?!ってなる・・。会社として一定レベルを保つためのトレーニング(社内セミナー、社内チュートリアル)も豊富。良くない面としては経験者がサポートしまくる環境なので新人には自分で解決する力が付けにくいかなと感じました。リードがテンプレートとかギズモとかじゃんじゃん作って方法論最初から提示してくれる上、新人はあまり大きいショットは与えられないので。それはコンポジターだけでなく3Dアーティストにもたまに感じます。新人だと言われる通りにしてればなんとなく出来ちゃうので本人に意欲がないと本当の意味で何も学べなさそう。意欲のある人には学びまくれる最高の環境ですが。

こんな感じで合計2年が経ちましたがやっぱりロンドンが好きだな〜と感じます。都会でエネルギッシュかつイギリスの伝統的なところも感じる街。そして自然を楽しめる公園や広場も沢山。殆ど毎日Regent's Parkを歩いて通勤してますが気持ちいい!契約は更新されないのかな、と思いながら(結局その時の契約は更新されたけど)しょんぼりRegent's Parkを歩いてたある夕方凄い奇麗な虹がかかって励ましてくれてるみたいに感じた!

Regent's Park


あと、今年ロンドンに戻ってきてからはバルセロナ旅行で念願のサグラダファミリアを見て、先週末短期休暇でベルギーのブルージュ&ブリュッセルに電車旅行(ユーロスター)に行きました。ヨーロッパ各地に旅行しやすいところもロンドンの魅力!もっと、近場でもいいから色々なところを見に行きたい・・・!(^-^)ooO
サグラダファミリアは内装のほうが凄かった!!
ベルギーのブルージュという街。小ぶりな可愛い街でケベックシティを思い出した
ブリュッセル。ビールとチョコの天国。
ブリュッセル。ベルギーは漫画家も輩出している。コミックの壁画が街にちらほら

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