メイキングビデオ紹介: Jurassic World with Image Engine
The Foundry Sessions: Behind the scenes on Jurassic World with Image Engine
Image EngineによるJurassic Worldのメイキングビデオ。
Nukeに特化した話よりもコンポジット部門としてNukeを使用してどうプロジェクトを管理し進めていったか、どのように画作りをしていったかという話にポイントが置かれています。
The Foundry Sessions: Behind the scenes on Jurassic World with Image Engine from The Foundry on Vimeo.
ポイントとしては
・大変な作業量なのでNukeセットアップの基礎の部分テンプレートはできるだけシンプルにして各コンポジターに共有させた(キャラのAOVsセットなど)
・3Dチームと試行錯誤の上、演出上最後まで微調整がいる味付け部分はNukeで調整できるようセットアップを作った(恐竜の目、筋肉の微妙な動きの凹凸感、Goboフィルタ、その辺に飛んでる虫など)
・ライティングは見た目重視で物理的に正しい設定から(時には大胆に)変えていった。
・Shotgunの情報をNukeがピックアップするようなワークフロー(Neutral gradeなど)
・Deepコンポジットはしていない。テクニカルチームがレンダリング時間を許容範囲に収めてくれたため何度もレンダリングがしなおせたから。
・Nukeを勉強したいと思うなら超かっこいい映画のシーンでも何でもいいから選んで自分で真似して作ってみる練習をすればいい(必要ならもちろん撮影も!)経験からが一番為になる。
・Nukeを勉強したいと思うなら超かっこいい映画のシーンでも何でもいいから選んで自分で真似して作ってみる練習をすればいい(必要ならもちろん撮影も!)経験からが一番為になる。
ワークフローは細かいところは違えど大手会社だとどこもここで紹介されているのと同じ感じだと思います。個人的にはそのへんの技術的なところよりもやっぱり絵としてよくする為にどういう風にアプローチしていくかの件が面白かったです。
このビデオ長い(55分...)ので私はVimeoビデオをダウンロードできるサイトからダウンロードして、Quicktimeで1.3 倍速で観ました。長いビデオはいつもこんな感じで観てます。
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