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Sunday, January 24, 2016

[海外就職] 面接のカタチと対策

今回は私が経験した海外就活中の面接のカタチと対策を紹介します。コンポジターの経験ベースなのでポジション的に少し離れると(テクニカル寄りやシステム系、リードする立場のポジションなど)また内容は変わってきますので参考までにどうぞ!


面接のカタチ

[直接面談]
まず、一番多いケースで会社にとっても応募者にとっても理想的なのは直接会社に訪れて面談するパターンです。私は受かったのも落ちたのも合わせて6度くらい経験しました。コンポジターとして応募するので、大体社内のコンポジットヘッド一人、HR(もしくはマネージャー)一人が同席して、大体コンポジットヘッドとの一対一の会話でHRがメモを取っていく感じ。

[電話面談]
会社と自分、お互いの都合や地理的な都合で直接会えない場合。これは、私は二度経験したのですが直接顔を合わせる面接より超緊張する!(そもそも英語で電話自体超苦手)表情やジェスチャーなどビジュアルで訴えられるものがないので。あと相手は電話の向こうでリール見ながら話してくれてるけどこっちはその画面自体は見えないので絵をお互いに言葉で説明し合う状況になる。面談する相手は直接面談と同じ。

[スカイプ(映像)面談]
これは、私自身は経験してませんが、ビデオが加わる分お互いの顔が見えるので電話面談よりは気が楽?こちらも面談する相手は直接面談と同じ。


何を聞かれるの?
面接に呼ばれた時点で第一段階「経歴」はクリアしてます。CVとリールは一応見てくれてます。ので、会社が確認したいのは
「スキルを本当に持っているか」
「自分の分野をどこまで理解しているか」
「本当にリールのショットを作った本人か(タマーーーに詐称するワルい人もいるので)」
「チームメンバーとうまくやっていけそうか」
「最低要求されるコミュニケーションスキルがあるか」
・・・・などです。

それを前提に、聞かれる内容は
「(リールを見ながら)このショットはどういう風に作ったの?(めちゃくちゃ事細かく聞かれることもある)どれくらい時間がかかったの?」
「何が得意?」
「チームで働くのは大丈夫?」
「一番苦労したショットはどれ?どうして?エピソードを話して?」
「一番自信のあるショットはどれ?」
「このショットを今改善できるとしてらどう改善したい?」
(コンポジターだと)「Nukeはどれくらい使ってる?3D機能きちんと使える?ステレオコンポしたことある?(シニア以上だと)下の立場のコンポジター指導したりNukeテンプレート作ったことある?」

そのほか聞かれるのは
「いつから働ける?」
「ビザはどういう状態?(必要?)」
「給料はいくら欲しい?(これは面接の後でHRから別途で連絡が来る場合も)」
「どうして今の職場を離れるの?」
「どうしてうちの会社に来たいの?」
「質問ある?

対策

対策といったら少し大げさかもしれませんが、特に海外就職活動の面接で私が一番大事だと思うのは「”自信”をアピールすること」だと思っています。日本文化の常識である謙遜する姿勢は欧米ではマイナスになってもプラスにはなりません。自分はこれができる、こんな経験がある、と自信がある態度を相手に感じ取ってもらうことが大事。直接面談ならしっかり挨拶の時握手する、目を見て話す、なども大事。今までの実務経験は変えられないのでその経験の中でアピール勝負です。


結果の合否は会社とのミスマッチだったりタイミング次第だったりする場合もあり、今の自分にはどうしようもない場合があるので、上手くいかなかったらどんどん次に応募、です!面接の経験値稼いだと前向きにいきましょう!

あと、面接前後のHRとのメールや電話のやりとりに関して。会社側は向こうの都合(求人出してるプロジェクトの状況や他の候補者と検討する時間など)で連絡してくるので「○○日までに連絡する」と言ってもなかなか連絡来ないことが本当に多いです・・・。逆に経験上電話面接終わった2時間後に電話でオファーもらう位会社が急いでるパターンもありますが・・。なので、なかなか連絡が来ない時はあまり頻繁すぎない程度に「どんな状況でしょうか?」と担当者に連絡したほうが良いです。大手会社ほどHRはたくさんの応募者を見てて、一つ一つの応募に全部じっくり対応する時間はないんじゃないかなと感じる事もあります。一方、本当にいますぐ人手がいる!という状況も求人サイト見てて感じる時があるので「まだ少しスキルが足りないかも・・」と思っても気後れせずじゃんじゃん応募してチャンスをつかみにいきましょう!

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