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Sunday, July 29, 2018

[Nuke][Composite]ビデオ紹介:シニア・リードへのステップアップ-何が必要か



ビデオ紹介です。

Nuke Skill Up Panel: Progressing to a senior or lead compositor, what does it take?

シニア・リードなどポジションの違いを書いた私の過去記事はこちら


Foundryから良き動画が出ました!これは今の私にぴったりな内容です。4人の現役リード・スーパーバイザーによる歓談形式。メモを日本語にざくっとまとめました。全然知らない誰かが私のスプリプトを「open」して間違って「save」 して、私が本人に聞いたらめっちゃ焦られた過去を思い出しました(笑)


-シニア、リードの定義は?
・小さな会社ではシニア、リードの仕事はかぶることがある
・例として、シニアは自分のためにテンプレートを作るが、リードはチームのためにテンプレートを作る
・大きな会社では、リードはチームメンバーを知ることが大事。助ける、一緒に飲みに行く、皆をハッピーにする。経験談:新しい会社でリードとしてやっていくのは信頼を得るプロセスが大変だった。(女性だとさらに大変かも?)
・リードとして主観的なフィードバックをアーティストに伝えることの難しさ。
・リードではコミュニケーション力がさらに大事。だからと言って、シニアに求められないわけではない。シニアは、素晴らしいアーティストであるとともに、チームを助け合うことが要求される
・シニア以上では、画を見る目と、全体としてどう作り上げていくというやり方のスキルほうが、ノードの使い方など細かいテクニックよりも大事。
・TV仕事では本当に素早く解決方法を見つけなければいけない。TV仕事も良いチャレンジとなる。Netflixなどクオリティが上がっていて”episodic features”(エピソードのある映画)と呼ばれている(笑)
・ジュニア、ミドルは与えられた仕事を一から自分でやろうと苦悩する。シニア以上は再利用できるもの(似たショット、過去に培われたツールや方法論、クライアントが気に入ったリファレンス)はとことん利用してできるだけ早くショットを仕上げるという姿勢がある。映画に比べTV仕事はスピードが求められるので大事なスキル
・質問することをためらわないこと。ジュニアにテクニカルなことを聞いても構わない。全てを知るのは不可能だから。間抜けな質問と尻込みしない。オープンになる。

-どうやってミドルからステップアップすれば??
・難しいショットをやる。やりたいとお願いする!のは大事。自分がやりたいことを伝える。逆に沢山持ちショットがある中で1つやりたくないショットがあったりすれば言えばいい。シニアのスクリプトを見る。本人にどういうプロセスでやったのか聞く。「open」しないで「import」して(笑)情報交換をする。

-シニア、リードが犯す間違いは?
・フィードバックを無視して自分のやりたいようにし続けること。「あなたの」ショットではない。
・エゴを持たないこと。制作過程を楽しめているなら結果が個人的に納得いかなくても関係ない
・他人に任せることができない人がいる。リードはチームを支えるのが仕事であって、カッコイイショットを自分でやり続けることではない。よくあることで避けるのは難しいが、意識して。

-リードポジションになる人へのアドバイス?どうやってリードのスキルを身につければ?
・自分の過去の経験を引き出す。自分のリードとのやりとりはどうだった?その結果何が成功して何が失敗した?

-キャリアの早い段階で知っていればよかったと思うものは?
カメラ、撮影技法。私たちが仕事でやっていることの基礎。過小評価されがち
アナモルフィックなど“ビンテージ”な技法が好まれるトレンドがある。最新デジタル機器は「正確すぎて」味がないから

-そのような基礎知識はシニア、リードではさらに重要になってくるが、持っていない場合、どうやって学ぶ?
・その人の背景次第。多様性がメリットになることもある
・映画を見る、写真を撮る、美術館に行く、クラスを取る、ショートフィルムを撮る、映画を解析するーどうして良いのか、良くないのか?
・問題解決方法などは、この業界にこだわらなくても学べることが沢山ある。本を読むetc.

-業界に対する情熱とは?個人的に経験を通して培った情熱とは?
・繰り返しの退屈作業になっても、少しの時間を作って自分の好きな研究、勉強をする。モチベーションがないと作品に影響する
・人と話す。皆がどうやってスキルアップしようとしているのか聞く
・自分を知る。消耗し切った人を見る。消耗しているとセンスを失う。いい仕事ができない。何も得られない。次の日の朝リフレッシュして会社に来たら全てが解決することがある。自己管理。生活のバランス。モチベーションに影響する。
・「このショットできない」と思いつめてストレスを受けすぎるのは一番良くない。寝る、休む、リフレッシュする
・細かいことに注力する仕事。疲れると視野が狭くなることもある。リードになるということは、視野を広げて何が起こっているか理解し、アーティストがそれを理解するのを助ける仕事。本人が消耗していては、視界が狭くなる

-大多数の人が気づいてないと思うことで言いたいことは?
・プロジェクトの最後にリードと話をする。自分の仕事ぶりがどうだったかと聞いたら正直な返事がもらえないかもしれないが、「誰の仕事ぶりが良かった?」と聞いて、名前が挙がったその人をお手本にする
・生活スタイルを自分で作り上げる。大きな会社に勤めることが絶対のレールではない。半年休んで半年仕事、などしている人もまれにいる
・リードするのは誰にでも向いている仕事ではない。本当にやりたいかよく考える。いずれにせよ、リードポジションになってからあえてシニアに下がるという選択肢も多いにあるし実際にやっている人がいるから一方通行ではない
・周りの人とのやりとりを楽しんで、仕事を楽しんで。私たちの仕事の他に良い仕事がある?

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