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Tuesday, September 25, 2012

[Nuke][After Effects]After EffectsからNukeに移行する時気をつける事


After EffectsからNukeに移行する時気をつける事


日本もここ数年でNukeがかなり普及してきましたが、まだ年数的に浅いです。
私自身After EffectsからNukeにツール移行しました。After Effects使うのやめた訳ではなくAEの方がNukeより断然経験年数多いですが、自分も含め同じパターンの人が同じところでつまづいているのを沢山みましたのでパターンを書き出してみます。

このつまずくという理由について自分なりに推察した2つのツールの大きな違いです。各メーカーの情報(ヘルプなど)開示具合を見つつ私が普段これらを使っていて根底に感じるところです。
After Effects(Adobeツール全般): 内部処理などあまり気にしなくてもさくさく作れるのを目的としている。
それ優先ゆえに、クオリティ(色数、エッジ処理など)は時には内部処理で自動的に犠牲にする。Adobeソフト同士の連携の都合も大きいと思う。

Nuke: 内部処理をユーザーが理解するという前提で作られている。
理解しているとかなりのクオリティを保てるが、理解していないとどんどんユーザーがクオリティを落としてしまう。

この理由から「AEの感覚」でNukeを使うのがいかに正しくないのかわかり、頭を切り替えて使用する必要があります。
また、2つは元々の目的が全く違うツールなのでどっちが良いとか悪いとかと比較するのははっきり言って見当違いで不満がある場合は目的とツール(と予算?)がかみ合ってのが殆どだと思いますが、違うものという事を認識する機会がない場合があるようなので参考にしてもらえればと思います。
このblogのNukeダグを遡ってもらえればNuke根幹の大事な部分を説明している資料を紹介しています。


[なんかちがう]
・NukeでMerge>"Add"モードにしてもAEの加算と全然違う・・→Nukeはリニア計算。
・なんか、rampとかのfalloff具合がAEと違う→Nukeはリニア計算。(rampの計算方法に"linear" "smooth"などオプションあり)


[あれがない!]
・AEのスナップショットが無い!→ありません(ツール作ってる人あり)viewer wipeとかviewer複数横に並べる。
・AEのレイヤーのlockみたいにNodeのlockができない!→できません(ツール作ってる人あり)


[AEのノリで使っちゃだめなの?]
いずれも駄目ということはないがAEと違ってNukeではどんな計算がされているか理解した上で使用する必要がある。使っちゃ駄目か、駄目じゃないか、でなく、理解しているか、理解していないか。

・Mergeの"screen"、"overlay", "hard light"などAfter Effectsで良く使用されるモードはNukeで(も)計算上値がクリップされている。

・NukeのHistogramノードをAEの"レベル"のノリで使うとノード足した瞬間に値が0-1にクリップされる

・NukeカラコレノードにあるSaturation, Gamma, Contrastを操作しすぎると0未満1より上の値が激しく変わって恐ろしい数値になるときがある


[After Effect使用時は意識しなくて良いがNuke使用時は完璧に理解する必要があること]
・Unpremult/Premult計算

・ReadノードWriteノードの"premultiplid"チェックを適切に設定する

・Nuke上では読み込んだ元素材がjpgでもexrでも8bitでも32bitでも意図的に特別な事をしない限り絶対絶対32bit floatのリニア計算になる。0未満1より上の値を大切に。

・Mergeの "Over" "Plus" "Multiply"の式暗記。「隣り合ってるマスク同士に隙間が!」問題はこれらを理解していれば解決出来る場合がある。(素材自体に問題がある時もある)この3つを提示しているのはこれら(+Invertノード)でかなりの種類の計算ができるから。


[番外編]
"AEもノードベースになればいいのに"→"動画版Photoshop"が元々のコンセプトなのでありえない

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