CC

CG study (After Effects, Nuke, Maya...), English study and more.

Monday, May 22, 2023

[日常]帰省&最近のロンドンその他写真アップデート


すこし抜粋して・・

鳥取砂丘

昔ながらの情緒漂う倉吉

京都 三十三間堂

関空から飛ぶ前日泊まったりんくうタウン

帰省は1ヶ月でしたが毎回あっという間でした。日本で100均、ドラッグストア、スーパーやらで色々買い込んでスーツケースに詰め込んで。
お気に入りのYoutuberさんのパッキング動画が共感しかないので(笑)シェアします。昆布とか柚子胡椒とか詰めてるもんが一緒www

Wednesday, May 10, 2023

[ロンドン在住Vlog] ロンドンさんぽ 戴冠式ムード一色!ちょっとディープなピカデリーサーカス周辺



クオリティは理想的ではないですが、気軽に撮影できるのでカメラはiPhone 12 miniです!iPhone pro欲しいけどめっちゃ高いしwまずはminiを使い倒す!

Tuesday, March 21, 2023

[Nuke tips 16] 画像処理の基礎、Dilate/Erodeを深くみる!

[Nuke tips 16] 画像処理の基礎、Dilate/Erodeを深くみる! 

Courseraの学習中にインスピレーションを受けて作ったtipsです!

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Saturday, February 25, 2023

オンライン学習サイト「コーセラ」とノートテイキングアプリ「Notion」の紹介!

オンライン学習サイト「コーセラ」とノートテイキングアプリ「Notion」の紹介!

今回は、Nukeやコンポジット関連ではないですが、CG関連学習にも共通してることがあると思います!



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Friday, February 17, 2023

[海外就職] 日本生まれの日本育ちがイギリス現地会社に就職した方法!

 


今回は、イギリスのVFX会社にコンポジターとして就職した履歴をご紹介します。

長くなってしまいましたが一気に書いたので勢いで1記事として載せちゃいます!


はじめに:何故、イギリスなのか?

日本でCG専門学校に行く前から、そして、日本で就職してからも、私の目標は海外でハリウッド映画の仕事に携わることでした。当時、ハリウッド仕事と言えば!のアメリカはビザ的にも敷居が高かったので(私は大学出ていません)、他の国も視野に入れる事に。その頃、イギリスは色々なVFX会社が台頭して来ていて、そんなところでイギリスワーホリビザ(YMSビザ)に当選し、コンポジットの強いDnegロンドンに憧れるようになったのでイギリス会社を目指すことに。島国で歴史の深いイギリスも個人的に肌にあってる感じがしました。


ビザの履歴に関してはこちらの記事をご覧ください。


1.日本から応募しまくる

日本で働きながらオンラインや郵送(!)で世界中の会社に応募しまくりました。デモリールを更新するたびに同じ会社にも応募していましたが、まったく手応えなし。私の職務履歴はリクルーター目線では認識できない日本のプロジェクト。採用担当者にとって私のレジュメが全く魅力的でなかったのでしょう。もちろんデモリールで自分が頑張れる点も沢山ありますが、かなり壁を感じました。

シーグラフ2009に行った時も、渡米前から直接メールで「シーグラフに行くのでお話しできませんか?」と色々な会社にコンタクトをとっても特に返事は来ず。ジョブフェアーも玉砕。憧れの会社のひとつ、Digital Domainのブースにも行きましたが玉砕。ジョブフェアーで私のNukeの実務経験が無かったのが弱いと痛感したので、まず日本で実務経験を得ようと強く心に決めました。


日本でNukeの実務経験ができる会社さんで働きながらも、オンラインで応募をし続けました。ごく稀に返事が返ってきても、「今あなたはどこに居るの?」「日本です」という会話でやりとりが終了。


2.ワーホリでイギリスに飛び出す!

2年有効のワーホリ(YMSビザ)に運よく当選し、渡英することに。渡英前から、そして渡英後も、イギリス会社に応募しまくりましたが、特に良い反応は無し。

渡英して1ヶ月ごろ、ここで!一緒に働いたことがあって、ロンドン在住コンポジター友人Sちゃんから神のひとこと。「シズ、私が前に働いた会社から仕事の連絡が来たよ。私は行けないからシズを紹介しようか?」もちろん二つ返事で「お願い!」。そこで初めて働けたのが当時のThe Mill TV/Film (今のMilk Visual Effects)でした。


3.初めてのイギリス仕事!

最初の仕事オファーは1週間でした。会社からしたら、全くパフォーマンスが分からない人材を雇うんですから、わかります。それにしても短すぎるけど(笑)これは、ワーホリで現地にいたからこそ得られたオファーです。日本から応募だったら無理でしたね。最初のお仕事は実写TVシリーズのコンポジットでした。最初の契約は少しずつの延長、延長を重ね、最終的に3ヶ月くらい?働いたと思います。日本では、Nukeの実務経験はCGアニメーション作品のみだったので、この当時、仕事から帰ってから実写コンポジットのスキル勉強をしていました。(LinkedInのスティーブライト師匠シリーズ)やっぱり実務やりながらでないとその関連スキルを得るのは難しいです。


4.続けるのが難しい!

当時、The Mill TV/FilmMillコマーシャルは同じ会社だったので、コマーシャル部門でも単発のお仕事を貰えました。ここで、当時コマーシャル部門のヘッドだったHugo GuerraのNukeチームに参加。コマーシャルだけあって、臨機応変で早い対応が求められる現場でしたが、めちゃくちゃ色々勉強になりました。TV/Film部門とコマーシャル部門をいったりきたりを繰り返し、映画「レ・ミゼラブル」に参加して、かたち的には一旦「ハリウッド映画に参加」という目標を達成しました。しかし、単発仕事の連続で継続の限界を感じ始め・・・。




5.働き続けるために、動く。

この時点でワーホリ1年経過、運よくかなり良い経験をさせてもらっていましたが、私の目標は単発仕事の連続でなく「海外で就職」すること。このままだと「ワーホリでいい経験して終わって帰国」になる未来しか見えません。一旦「映画仕事」の優先順位を落とし、長く務められる機会を探すことに。The Millに就労ビザサポートしてくれないか、と相談しましたが、イギリス風に遠回しに断れられました。(もちろん重要ポジションだったら可能性はあったと思います)

そこで、当時MPC Advertising (コマーシャル)で長く働いていた知人Mさんに私を紹介して頂けないかお願いしました。Mさんは快く紹介してくださり、ワーホリ1年経過したところでMPCコマーシャルで働くことに。


6.長めに働けそうになってきた!

MPCコマーシャルでも、最初は短い期間のオファーでしたが、少しずつ延長の期間が長くなりました。この現場は、オンラインルームで常にクライアントが横に居る、という状況。仕事中イヤホンなんか付けられませんし、いちコンポジターとしてもある程度はお客さんと円滑なコミュニケーションをしなければいけません。コマーシャルのクライアントは英語ネイティブのイギリス人率が高いので、この現場で英語力がかなり上がったと思います。


7.状況一変

MPCコマーシャルで半年が経った頃、就労ビザサポート視野に入れて貰えるか、会社に相談しようかな・・?と思っていました。そんな時、旦那さんからカナダ、モントリオールの会社で仕事のオファーを貰ったと連絡が。当時、ちょうどMPCもモントリオールに支社を作ったばかり。モントリオール支社では、映画仕事専門です。これは映画の経験を得る機会だと切り替えて、MPCに相談してロンドンコマーシャル部門からモントリオール映画部門に移動させてもらいました。こうして私のイギリスワーホリは1年半で終了しました。


8.カナダで映画に集中

私が移動したMPCモントリオールは当時、支社を作ったばかりで、色々なところから人が集まって来ていました。会社としては歴史があるものの、モントリオール初めての人も多くて、スタートアップ感があって、ワイワイごちゃごちゃしてて(笑)楽しかった!ここでは映画の経験を積むことに集中し、積極的にアピールして良いショットをもらえるよう意識しました。1年半在籍し、映画のショットが自分のデモリールに貯まりました。MPCならでは、大きいタイトルの映画が多いので、私のレジュメやデモリールも見栄えして、この時点でやっと、就活が楽になりました。(新卒で日本で就職してから12年ほど経過)


9.やっぱりイギリス

デモリールも充実して来たので、この頃から、イギリス就活再開することに。この業界、「あの会社が募集してる」などの情報は口コミが多いです。友達から「Dnegが募集してるよ」と聞いたので、リンクドイン経由でDnegの採用担当者に直接連絡を取ることに。(絶対もらいたい仕事は会社の公式応募ページからアプライしてはいけません。他の応募者と一緒に埋もれるので。)トントンと話が進み、電話面接することに。仕事中に会社の玄関近くで電話オンリーでの面接をコッソリとし(笑)、めっちゃ緊張しました。Dnegからオファーをもらったタイミングと、旦那さんの仕事の契約終了のタイミングがほぼ同じだったので、2人で一緒に渡英することに。


10.やっぱり契約が短い

憧れのDnegからもらったオファー、契約交渉の時点では期間は4週間!でした。「カナダからイギリスに引っ越すのでもうちょっと長くなりませんか?」と交渉したら、「そうね・・じゃあ6週間で。」と。少なっ(笑)リスク取らないと得ることもできないので、とりあえず、渡英することに。今回はワーホリでなく、就労ビザ。会社がビザのスポンサーなので、契約の終了=イギリス退去です。最初の半年は数週間単位の契約延長が続き、「イギリス退去」の恐怖のストレスがすごかったですが、ある時点でふと「もし契約終わっても会社の仕事量のせいで私のせいじゃない」と思うようになり、吹っ切れました。ただ、自分でできる最高のパフォーマンスはしようと努力し、マネージャーと面談する度に「ここに残りたいです」とアピールしました。


11.現時点で最後の就活

なんだかんだでDnegに2年ほど在籍した頃、期間契約でないフルタイム(社員)のオファーが貰えました!フルタイム契約は期間契約よりは良いですが、リストラで切られてる人を結構見たので「絶対安心」ではありません。この時点で正直ちょっと長期気が張ってた疲れが出たのか慢性的にゆるーーくエネルギー切れし始めました。在籍中にリード仕事も経験。コロナ以降多くの会社に起こったことですが、一時的に先の見通しがあまり良くなくなったので、「イギリスに居れる事」を最優先したくなった私は、長い期間契約を書類上は保証してくれたMPC  Episodicに移籍することに。Dnegには結果6年居ました。(他の会社と同じく、今はDnegもコロナ直後より状況は良くなっています)私の元DnegマネージャーがMPC  Episodicのエグゼクティブだったので、面接ややりとりはスムーズでした。MPC在籍中に永住権取得。


あとがき

以上です!似た立場の人ってどんな就活経験をして来たのかな?と気になるのですが、まずは自分の経験をシェアすることにしました!


ご覧の通り、就活の重要ポイントは「紹介」でした。雇う方からしても、リスクが少ないですよね。紹介してもらった友人には感謝感謝です。ただ、紹介してもらうためにはそれなりのスキルやパフォーマンス、やる気が無いとダメなのでここも重要です。以前、元同僚から「僕の知人をあなたの会社に紹介してくれない?」と頼まれましたが、全く知らない人だったので断って、採用担当の人の連絡先だけ教えました。紹介する方にもある程度の責任があるので、申し訳ないけど何も知らない人を紹介できません。仮にすごく良い作品を見せてもらっても、その人となりを全く知らないと、会社に紹介するのは私は難しいです。紹介してもらえる知り合いがいない、という場合は、作品を携えて、まずは「就活の相談にのってもらえますか?」などコンタクトしてみるのはありだと思います!


色々書きましたが参考になれば幸いです!




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Thursday, February 2, 2023

[ビデオ紹介]これ、タダでいいの?光のしくみをわかりやすく説明!CG Compositing Series - 2.1 Material AOVs - Diffuse, Specular, Emission

以前記事にもしましたが、昔一瞬同じプロジェクトで働いたことのあるTonyがまた素晴らしいビデオを出しました! 

私たちの身の回りにある物資を例に、光の構成を、わかりやすく説明してくれています。

今回は、Diffuse, Specularに重きを置いた説明。ライティング/ルックデブ/コンポジットをするなら知っているべき内容です。


Youtubeの自動翻訳は、ご想像の通りですが、なんとなく意味はわかる程度に日本語に翻訳されているのを確認したので、英語がわからない人は自動翻訳をオンにしてみてください。分かりやすーーーい明瞭な英語なので私は1.5倍速再生して、気になるところだけ等倍速で見ました。


コンポジターは、CG素材をもらって、光の素材を一部分解、または全部分解して調整、組み直すという作業をすることが多いので、CGから出力される光の要素を理解することは大事です。

ビデオで説明されている、Metalic/Non-Metalicという分けた概念は、私はコンポジターとして個人的にはあまり意識していません。ライティング/ルックデブの人なら意識する必要があるのかな?



私は個人的に何年もかけて本を読んだり、先輩のNukeファイルを見たり、実務しながら理解した光の要素。

このビデオ、作るのにかなり時間がかかったと思います、内容も良いし、お金払って観るレベルです!せめてものお礼にイイね押しておきました・・。

ちなみに光関連でよかったオススメの本はこちらです



CGの光の要素について、めっちゃシンプルな説明を、昔記事にしたことがあるのでこちらもどうぞ。

Monday, January 23, 2023

[Nuke tips 15] Retimeするときの小技テク!

 [Nuke tips 15] Retimeするときの小技テク!  
今年第一弾のチュートリアル動画です!


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Tuesday, January 3, 2023

[年始のごあいさつ] 今年はYoutube動画をもっと!

あけましておめでとうございます!


いつもブログを見てくださったいる方、ありがとうございます&今年もよろしくお願いします!

2022年も、あまりブログ記事&Youtube動画の数はできていないですが、初のレビュー企画をしたりと、面白いことができました。


今年の目標は、Youtubeコンテンツをもうちょっとでいいので充実させていきたいです!単純に動画が完成したら楽しいのと、作る過程で特に技術面において学ぶことが多いからです。




ネットに沢山いるバリバリのYoutuberさんいわく、「動画の質よりもまずは量を!量をこなせば徐々にコンテンツ制作はうまくなっていく!」らしいし、同意できるので、アドバイス通りやっていきたいです。


曲がりなりにも映像関連の仕事をしていて、自分のYoutube動画やデザインに、クオリティ的にツッコミどころはたくさーんあるし、テンプレも定まってませんが、完璧目指してるといつまでたっても1動画もアップできないので、徐々に徐々に、質の改善に努めます。誰かに依頼されて作っている動画じゃないし、その点は気楽ですね!w(実際、文字とかサムネイルデザインとか、ビミョーーーに変えていってます)

特に、Nukeや仕事関連のYoutube動画やブログ記事で、「役に立った!」「興味深かった!」と思っていただければ、ご支援をしていただけるとありがたいです。Nuke関連は、意識して、あえて「Nukeの使い方」はやらず、「経験者ならではの情報」に特化したコンテンツを目指しています。


↓最新のNuke関連動画


同チャンネルでは旅系Vlogも混じっていますが、とりあえずNuke関連と同じチャンネルにアップし続けてみます。日本の親によくロンドンや旅の写真を送っていたのですが、たまにビデオを送ったら、「ビデオの方が臨場感がある」と反応があり、コロナ禍で3年帰省できなかったことも手伝い、VlogYoutubeにアップするきっかけになりました。



あとは、Youtubeスプラトゥーン別チャンネルも作りました。「せっかくいつも遊んでるんだからアップしよう」というノリで作ったチャンネルですが、FinalCutProやサムネイル制作など、地味にちょいちょいスキルを得たいと思ってます。(夫婦のチャンネルですが編集は私です)こちらも改善点だらけですが、まずは、コンテンツをアップしていこうかなと!


他に、個人的には、本業と完全に離れてはいないけど関連はある、コンピューターサイエンスを去年後半からかじり始めました。今は、「概念」や「何ができるようになるのか」を分かろうとしている段階で、バリバリコード書く!とかはやっていないのですが、ネットに学習リソースはたーーーーっくさんあるので、少しずつやっていきたいです。

なにをどう学習したかいずれ記事にしたいですが、今は、「Brilliant」というサイトのお試し期間を使って、「コンピューターサイエンス基礎」を学習しているところです。




では、今年がみなさまにとって良い年となりますように!




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[ロンドン在住Vlog] ロンドン在住9年にして、ついに行く。ウェストミンスター寺院

Thursday, December 29, 2022

[紹介]アニメーションでコーディングの世界を体験!TedEd: The Prison Break | Think Like A Coder

TedEd: The Prison Break | Think Like A Coder
Ted Talks/TedEdはちょこちょこ見てる・聴いてるのですが、子供も対象にしている教育特化のTedEdのエピソードシリーズが良かったので紹介します。


全エピソードのページはこちら
日本語字幕ONにできます!!

ガチガチ文系で、コーディングを理解しようとするたびに全身が拒否反応を起こすのですが、このシリーズは「考え方」にフォーカスを当てているので、コード自体がわからなくてもどんどん進めていくことができ、ストレスがなかったです。

ビデオの中で「あなたはXをしたいですが、ヘッジ(ストーリー中のプログラムを表すキャラ)はそれを知る術もありませんし、知る必要もありません。必要なのは的確な指示だけです」という件。当たり前では?という反応も多いかもしれませんが、私はハッとしました。

そして何より!良いデザインのアニメーションとストーリー!「続きが観たい」と思わせますね。
大人も子供も楽しみながらコーディングの世界に足を踏み入れることができます。

理解を深めるために何度もビデオを一時停止して、ノート取りながら、全エピソード観終わりました。
シリーズを楽しんだお礼として、少額ですがPatreonでサポートしました。






Ted Talkシリーズは過去にも紹介しましたが、VFX関連のプレゼンもあったりするので色々検索すると興味を惹かれるものがあるかとおもいます!

Wednesday, December 28, 2022

[ロンドン在住Vlog] ヨーロッパさんぽ ベルリン

11月に行ったベルリンの動画、まとめました!


web版ブログの右側にもリンクを置きましたがアルバムはこちらです!

ブランデンブルク門

ベルリン大聖堂



ドイツといえば!!


ベルリンの壁

Tuesday, November 15, 2022

作品レビュー! 松尾さんの作品 [コンポジット]

作品レビュー 松尾さんの作品


作品レビュー企画、今回は書式レビュー、松尾さんの作品です。

松尾さんは現在大学生で、コンポジターを目指しているとのことです!

Satellite from Daiki Matsuo on Vimeo.




松尾さんからのコメント:

「背景の地球は2Dのもので、手前の衛星や月は3Dで制作しました。」

「僕はいつも構図に悩まされます。最近はArtStationで色んな人の作品を見ながら構図などを真似して勉強している感じです。」

「2カット目の窓のゴミや反射の表現、衛星にもう少し光を当ててピカっと反射させた方が良かったかなども気になります。」


1カット目:



良いレイアウトですね!地球と、宇宙飛行士の関係性をもっと目立たせたいです。全体のコントラストを上げるだけで大部分が改善されます。

あと、星はこの露出ではほぼ見えないはずです。演出上見せたいというのはありですが、見え具合をグッと抑え目にしましょう。

宇宙飛行士の影が全体に対して黄みがかりすぎなのでバランスをとってください。ビューワーのコントラストを変えるとわかりやすいです。地面の紫色は、自然物としては不自然な色なですので、色味を無くしましょう。




提案として全体をザックリと編集しました。宇宙飛行士の視認性を上げるため、バックパックにハイライトを意図的に足し、画面右側のクレーターのハイライトを若干抑えました。ちょっとハイライトの値が潰れてしまいましたが、オリジナルの画像に同じことをするともっとクオリティが保てるでしょうか。

宇宙飛行士とその横の装置のハイライトに少しグローを追加しました。これはちょっと過剰演出かもしれませんが、画面の中で小さいので視線誘導のために試しにやってみました。





2カット目:



POVでしょうか?一番気になるのは画面左上のサテライトの黄色いハイライトです。ここでは地球を見せたいので、設定上光が当たっているとしても、光をぐっと抑えましょう。視線がどうしても左上に行ってしまいます。

地球の見えている部分は、もっと光のコントラストがあったり、面白い形の雲があったり、特定の大陸があったり、「見せ所」がある部分を真ん中に持ってくると一枚絵としての面白みが増しますね。写り込みに宇宙飛行士が写っていたりしたら、ストーリー性が上がって良いですね。ガラス面のゴミは悪くないと思いますが、私なら右下の縦長い白いものはもっと薄くします。


3カット目:



地球とサテライトの光の強さと、角度、両方ミスマッチしています。地球の素材はこれを使うのであればもっとハイライトを足し、サテライトのキーライトも調整しましょう。左上からきているフレアを足して、絵としての面白さを足すのをお勧めします。




私が仕事で実際に関わった「Life」という映画で、チームでサテライトカットをいくつかやりました。監督・撮影監督の好みもあるのでこれが正解というわけではないのですが、この映画でのサテライトカットは光を入れる角度を計算し、コントラストの高い画を出すことにより絵としての魅力を挙げています。影部分の面積が多めで、映画のストーリーにある「不穏な感じ」を演出する上でも役立っています。テイストは違いますが、一例として参考にしてみてください。ちなみにこのトレーラーに写っている、サテライトカットに写っている地球は全てNukeで作られています。

総評:

私がレビューでよく指摘する絵の切り取り方に関してはあまり言うことがありませんでした!特に1カット目の構成は良いですね。サテライトや地球という、現実世界に存在するものを使ったショットでも、「どう魅せたいか」を意識するともっと良くなっていくと思います。大学生さんでこのレベルは、将来有望です・・・!これからも頑張ってください!

Monday, November 7, 2022